サイズ:140×20.64mm リングゲージ:52 ビトラ:カンパーニャ
ボリバーは、中南米解放運動の指導者シモン・ボリバルにちなんで1901年に発表された葉巻のブランドです。土を思わせる重厚で甘さのあるアロマ、スパイス感の強い独特のテイストを持つ、アフターディナーに強い食後酒が最も似合うブランドです。
ボリバーの葉巻は、品質に妥協しない厳選されたタバコ葉を使用しており、その独特の風味は多くの葉巻愛好家に人気です。手巻きで丁寧に作られており、熟練の職人によって丹念に仕上げられています。
「ボリバー ベリコソフィノス」は、吸い口が三角になっており、吸い初めからアタックが強いという特徴を持っており、ほかの葉巻に比べて雑味が少なく、吸い込んだときの煙にきめ細かさを感じられます。ドロー(吸い込み)も申し分なく、その安定した品質はトルぺド(吸い口の尖った形状)の中では、1位・2位を争うほど、ハバナシガー好きから絶大なる人気を誇り、不動の地位を築きあげつつあるシガーです。コーヒー、湿土、クミンの様なややスパイシーな香りにフルーティな甘味と、しっかりとした味わいがあります。
ところで、葉巻の箱には種類があることはご存じでしょうか。箱は葉巻を長期熟成する際に重要になります。ドレスボックスの場合、経年変化により紙の匂いが葉巻に移る場合があります。SLBキャビネットなどの裸の木箱が熟成するには最も適しているといわれます。これには理由があり、キューバでは葉巻を巻き上げた後、箱詰めする前に数週間保管する工程があります。Escaparate(エスカパラテ)と呼ばれる貯蔵庫に入れ、スペイン杉の棚に寝かされます。庫内は温度16~18℃、湿度65~70%に設定されており、これにより出来上がった葉巻の湿度が調整され、ふくよかなウッドの香りも染み込みます。ヒュミドールと同じ働きがあるのです。つまり、SLBごと熟成させればこれと同じ働きが見込めるのです。また、木が露出している箱は木の芳香の防虫作用でシバンムシが発生しづらく、キャビネットは葉巻同士が密着しているので香りも薄れにくいと言われています。
「ボリバー ベリコソフィノス」は、通常ラインとSLBキャビネットの2種類のレンジで展開されており、当店ではSLBキャビネットをご用意しております。
ゆったりとした時間を楽しむのに最適な葉巻として知られている「ボリバー ベリコソフィノス」を燻らせながら、ひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。